楽しく学ぶ of 和泉市災害ボランティアセンター検討会SVCK


(社福)和泉市社会福祉協議会

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防災訓練

◎新しいカタチの防災訓練

防災が大切なのは良くわかっているけど...
偉い人の講演会やマンネリ化した訓練ばかりではなかなか人が集まらない。
みんなが参加したくなるようなイベントができないだろうか?
防災訓練看板.jpg
これまでの防災訓練の課題

  • 若者や子どもの参加が少ない
  • 行政や自治会からの動員の為、義務感での参加が多く、発展性が無い(地域住民へ伝わらない)
  • 内容がマンネリ化

どうすれば、積極的に参加してもらえるか

  • 新しい取り組みをすることは、準備も大変だし、お金もかかります。
  • 何よりも多くの人の理解を得ることが難しい。
  • すでに行われている地域のお祭りや運動会、子ども会の行事などと合体して
  • 遊びながら楽しく参加できる仕組みづくりを考えてみましょう。
  • 子どもが参加したくなるようなイベントには、必然的にその親である若い世代やおじいじゃんおばあちゃんの世代の参加も増えます。

(例)防災運動会

名前の通り「防災訓練」と「地域の運動会」を一緒にしたもので、企画の段階から地域の役員さんが参加することによって、防災を考えるきっかけにもなり、同時に地域での防災リーダーとして、いざという時に役に立ちます。
プログラム.png
「訓練」ではなく、運動会の一つの競技として取り入れるということがポイントです。テントの設営から炊き出しまで、地域ごとに分かれて競争することによって、地域内での団結力が強くなり、信頼関係が生まれます。

まずは各地でどんなことが行われているか調べて、面白そうなことはどんどん取り入れて、自分たちの地域にあったカタチにアレンジしてみましょう。

イメージ参照 LinkIconNPO法人レスキューストックヤードのホームページ
タンカの作り方や借り物競走の方法など、詳細についてはLinkIconSVCK事務局までお問い合わせ下さい。

体験

◎避難所体験
災害時、実際に避難所となる体育館などを利用して、一晩「防災グッズ」だけで過ごしてみることで、電気やガスが使えない環境や、大勢の人と一緒に過ごすことを体験してみることで、何を用意しておけば良いかを考えてみることができます。

(例)一泊二食 13時~翌日12時30分(個人で準備するものは防災グッズと寝袋)
【当日正午】

  • 宣伝カーで巡回(避難所体験の告知)

【当日午後12時30分】

  • 受付(避難カードに記入、受付担当者は名簿作成)
  • 避難所の中を区割りして、それぞれの場所を確認してもらう。
  • (参加状況によって、町会ごとにするのか、予めグループ分けしておく)

【当日午後1時30分】

  • 2日間の流れや避難所生活のルールを説明
  • (文字情報として掲示したり、プロジェクタを使用すると更に良い)
  • (トイレの使用、携帯電話の使用について、喫煙について、私物や靴の管理など)

【当日午後2時】

  • 自己紹介とリーダーの選出、及び食事担当を決める
  • (簡単なアイスブレイクを取り入れてリラックスしてもらう)
  • 防災グッズのワークショップ
  • (予め、各自、自分で用意した防災グッズを持参してもらい、みんなに披露しあう)

【当日午後4時】

  • 災害用伝言ダイヤルの説明
  • (体験期間であれば実際に行ってもらう)

【当日午後5時】

  • 救援物資到着、非常食の配給(アルファ米と味噌汁の場合)
  • スタッフが救援物資として持ち込む
  • 食事当番が手分けして作業
  • 残りの人は段ボールで机を作る
  • 出来上がったらリーダーが中心となってグループの人数分を確保
  • みんなで後片付け

【当日午後8時】

  • 防災ビデオ
  • 防災関連の紙芝居

【当日午後9時30分】

  • 寝る準備

【当日午後10時】

  • 消灯

【翌日午前6時】

  • 起床、寝床の整理

【翌日午前6時30分】

  • ラジオ体操.

【翌日午前7時】

  • 朝食の準備(パンの缶詰とスープ)

【翌日午前9時】

  • 救命講習(心臓マッサージ、AEDの使い方、応急手当方法)
  • 講師がいない場合は、簡単な応急手当やロープワーク、タンカ作りなど

【翌日正午】

  • グループ毎に感想を話し合う
  • アンケート

【翌日午後12時30分】

  • 解散

参加者にに子どもが多い場合は、子ども用のプログラム(防災カルタやすごろくなど)を追加したり、翌日の救命講習の変わりに避難所マップづくりに差し替えるなど、参加者や協力者、予算等に合わせてカスタマイズすることができます。
初めは無理をせずに、日帰りで企画したり、場所も体育館ではなく、最寄りの会館や自治会間などでできる範囲でやってみることも必要です。

◎防災マップづくり(ぼうさい探検隊!)
グループに分かれて、担当コースを決める(できるだけ自宅に近い所から避難所まで)
危険箇所やポイントをチェックしながら地図に仮記入。
(デジカメや携帯電話のカメラで写真を撮って印刷したものを貼付すると臨場感が増して、記憶にも残りやすいです。)
探検終了後、地図を仕上げます。
発表しあうことで、他のコースのことも知ることができます。

<危険箇所>

  • 津波の危険性が高い地区
  • 山・がけ崩れの危険性が高い地区img271.gif
  • 延焼の危険性が高い地区
  • 地盤が緩い地区
  • 倒壊のおそれがある建物
  • 危険なブロック塀、石塀、石垣
  • 看板、自動販売機など倒れる危険があるもの
  • 狭い道路

<避難拠点等>

  • 避難地、避難所
  • ヘリポート
  • 津波避難ビル
  • 防災倉庫、防火水槽、防火井戸、消火栓の場所
  • 病院、救護所
  • 公民館、集会所
  • 消防署、分団詰所
  • 警察署、交番
  • 公衆電話
  • コンビニエンスストア
  • 避難経路
  • 要援護者のお宅

シミュレーション

◎災害ボランティアセンター受付シミュレーション
災害ボランティアセンターが立ち上がった後、どのように外部からのボランティアをどのように受け入れるのが良いか。センターのスタッフ役とボランティア役に別れて、実際に受付やコーディネートを擬似体験します。

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※オプション ニーズの受付シミュレーション

センターのスタッフ役と被災者役に別れて、ニーズ(依頼)の受付を擬似体験してみることで、災害時にどのようなニーズが起こりえるか。またそのニーズは災害ボランティアセンターで受けることができるか、受ける場合の留意点は等、検討します。


◎避難所運営ゲーム(HUG)
HUGは、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)
の頭文字を取ったもので、英語で「抱きしめる」という意味です。
避難者を優しく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせて名付けました。

避難所HUGは、避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして静岡県が開発したものです。避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。

◎災害頭上訓練(DIG)
Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字を取って命名されました。DIGという単語は「掘る」という意味を持つ英語の動詞でもあり、転じて、探求する、理解するといった意味をもっています。このことから、DIGという言葉には、「災害を理解する」「まちを探求する」「防災意識を掘り起こす」という意味も込められています。

DIG(ディグ)は、参加者が地図を使って防災対策を検討する訓練です。

◎災害ボランティアセンター立ち上げシミュレーション(社協用)
災害発生直後の状況の想定の中、実際におこりうる事象にいかに対応しながら災害VC設置判断に至るのかを疑似体験することで課題等を洗い出します。
予め会長、事務局長、ボラセン担当など、各担当者は社協事務局にて事前決定しておきます。

コントローラーとして、府社協役、行政(被災地)役、地域住民役、ボランティア役、マスコミ役を用意し、電話や来所など実際にアクションを起こしながら進めていきます。
部屋を分けることが出来ない場合は、パーテーションなどで区切り、できるだけ顔が見えない状況を作ります。

記録係りを設定し、振り返りに使用します。

立ち上げ決定にいたったポイントはなにか?
立ち上げようとした時の課題はなんだったのか?
意思決定のプロセスは?
どのような組織体制を考えたのか? 等々

防災ゲーム・工作等

◎クロスロード(高校生~大人用)
カードを使い、ゲーム感覚で、災害時の対応を掘り下げて考えるための研修用教材です。
「クロスロード」とは、「岐路」「分かれ道」のこと。災害対応は、ジレンマを伴う重大な決断の連続です。

・人数分用意できない緊急食料を、それでも配るか?
・学校教育の早期再開を犠牲にしても、学校用地に仮設住宅を建てるか?
・事後に面倒が発生するかもしれないが、瓦礫処理を急ぐ為分別せずに収集するか? ...などなど。

「クロスロード(神戸編)」の素材は、1995年の阪神・淡路大震災の際に、神戸市職員が実際に迫られた難しい判断状況をもとに作成されています。 さらに

・事前の耐震工事を優先するか、事後の住宅再建補助を充実させるか?
・避難勧告(津波警報)が出た後、近所のおばあちゃんを助けに行くか行かないか?

といった、一般市民向けにも活用できる課題も盛り込まれています。

カードに書かれている問題には正解が付いていません。しかし、それらの問題について、参加したみんなが話し合うことによって、自分たちならではの「正解」を考えることは可能です。

クロスロードの本来のねらいは、防災に関する困難な意思決定状況を素材とすることによって、決定に必要な情報、前提条件について理解を深めることにあります。
そして、多様な関係者が互いの価値観の違いに気付くこと、そしてその違いを乗り越えて、合意にいたる一助となることが目的です。
自治体職員と地域住民とが一緒にゲームに参加すれば、地域の防災問題に関して事前に合意形成をしておく一助ともなります。


◎ぼうさいカルタ(幼児~小学校高学年)
カルタをしながら、カードの内容について、話し合おう。
(例)「く」のカード 「繰り返し しつこく襲う つなみまん」
(解説)津波は、一回だけじゃなく何回も繰り返してくるよ。
    一度引いたからといって、安全が確認できるまでは、戻ってはいけません。


◎大ナマジン防災すごろく(小学校高学年~大人)
ふりだしの1月から12月まで、各月ごとに「備え」のテーマを確認しながらコマを進めます。
後ろから迫る「大ナマジン」を振り切り、ゴールを目指そう!


◎かえるキャラバン(新しいカタチの防災訓練)
かえるキャラバンでは、子ども用のカードゲームや工作などを紹介しています。
購入もできますが、マニュアルを見ながら作成することができますので、学校や地域のみなさんで一緒に作る作業の過程が、大人にとっての防災の啓発につながります。