災害ボランティアセンター of 和泉市災害ボランティアセンター検討会SVCK


(社福)和泉市社会福祉協議会

HOME > 災害ボランティアセンター

概要

◎災害ボランティアセンターとは
今からちょうど14年前、1995年阪神・淡路大震災の時に137万人という大勢のボランティアが全国各地から集まったということは、みなさんも良くご存知だと思いますが、実際には半数以上のボランティアが活動できず無駄になってしまったり、場合によっては被災地の復興を妨げてしまったというのが現状でした。

これは、ボランティアの調整や支援をする人、場所が不十分だった為と言われています。

以来、それを教訓に社協を始め、日赤、共同募金会、さまざまなNPOやボランティア団体が研修や訓練を積み重ね、災害時のボランティアのあり方について検討してきました。

その結果、被災地である市町村社会福祉協議会が行政や様々な団体と連携を取りながら災害ボランティアセンターを立ち上げ、運営していくことが必要になると考えられています。

災害ボランティアセンターの活動目的は、被災者・被災地を主体としながら
ボランティアの協力を得て、地域の復興につなげていくこと。

20090117-svc2.jpg

災害ボランティアの一般的な流れ

20090117-svc1.jpg

組織

◎災害ボランティアセンター組織図(案)
災害ボランティアセンター運営のためには、以下のような組織体制が考えられます。
実際には状況の変化に合わせて各グループが有効に機能するよう、新たなグループを設置したり、役割分担をする必要があります。

★組織運営のポイント★
組織体制を明らかにし、スタッフ間でお互いの部門の役割について共通理解をする。
各グループのリーダーを決め、スムーズな引継ぎの為の配慮が必要。
日々状況が変化する為、各グループ内でのミーティング、並びにリーダーを中心とした全体ミー
ティング大切です。

災害VC組織.jpg

◎各グループの主な活動概要

事務局グループ

  • 総合班・・・センター内の管理・調整、事故やクレーム対応、マスコミ対応など
  • 渉外班・・・行政や関係団体、企業など協働の為の窓口対応、調整
  • 経理班・・・資金の出入りの管理、ボランティア保険の管理、資金調達の対策
  • 記録班・・・現地調査の為の撮影、記録等
  • 情報班・・・被害情報、配給情報、復旧情報、補償情報などの情報を収集し、センター内の情報やデータを整理し、活動状況や募集状況の発信
  • 社協職員や、災害ボランティアの研修を受講した者等、センター全体の流れを把握し、ある程度長期の活動が可能な者が対応(足りない場合は他の市町村に応援を依頼)

依頼管理グループ

  • ニーズ受付班・・・被災者からのニーズの受付、電話相談、ニーズの発掘
  • 活動報告班・・・活動終了後の確認、新たなニーズの発掘
  • 書類作成班・・・活動依頼書や、調整結果などの書類作成、ニーズ受付班との連携
  • 地域の状況(人間関係や地理)をある程度把握していて、避難所や活動場所への移動も可能な者が対応。例えば校区社協ボランティアや民生委員等

ボランティア管理グループ

  • ボランティア受付班・・・ボランティアの受入れと管理、ボランティア保険の受付
  • 調整班・・・活動の紹介と調整
  • オリエンテーション班・・・活動上の注意と活動への送り出し
  • 遊軍・・・総合案内、センター内での誘導、宿泊・食事等ボランティアへの情報提供、相談
  • ボランティアの受給調整の経験があるアイ・あいロビーのボランティアアドバイザーが対応。(但し、被災状況が甚大でセンターへ来ることが出来ない場合は、応援ボランティアの中からボランティアリーダーや災害ボランティア経験者を探す

資材・車輌管理グループ

  • (資材)受入管理班・・・資材の管理、調達
  • (車両)受入管理班・・・車輌の管理、調達
  •  貸出・返却担当班・・・ボランティアへの貸出しと返却、在庫管理
  • 運転免許取得者で移送、配達、荷下ろしなどが可能な者が対応

専門グループ

  • 予防・安全班・・・手洗いやうがいなどの場所の整備、ボランティアの健康管理調査
  • 救護・医療支援班・・・けがや病気への応急対応
  • 要援護者対策班・・・関係機関と連携し、障害者や高齢者などへの対策を講じる
  • 医療、福祉など専門分野の施設関係者や団体のリーダーなどが対応

1日の流れ

◎災害ボランティアセンターの1日の流れ(例)

時間 内 容 注  意  点
07:50 スタッフ集合 前日の引き継ぎ資料の確認や、ミーティングの用意をしましょう(長期化すればスタッフにも疲れが目立ちます。あまり早い時間からの活動はかえって、効率を悪くします)
08:00 スタッフミーティング 各部門から本日の動きや、特記的事項を議題にし、話し合います
・団体ボランティア受け入れ有無
・大規模なニーズの対応    他
08:20 グループ別ミーティング スタッフミーティングの内容を、スタッフに伝え、1日の流れを整理しましょう
08:30 活動開始 各グループの活動を開始します
・ニーズ受付開始・ボランティア受け入れ開始
・マッチング(グループ編成、活動内容説明)
・活動資材の配布       他
09:00 オリエンテーション(朝のつどい) 受付を済ませたボランティア全員に集合して頂き、注意事項を連絡します。
・ボランティアの基本的な考え方・危険地域の周知を徹底
・天気、気温 他
無駄な時間に思われがちですが、その日しか参加されない方もいます。活動時間が短くなっても、被災者の思いを伝え、今後につながるボランティア育成につなげましょう。また、現地情報を伝えることは、二次災害防止の為にも必要です。
但し、何百人ものボランティアが集まった場合は、何度かに別けてでも行う方がよいでしょう。
09:30 Vo.活動開始 担当する地域へ出発し、活動に入ります
15:30 Vo.活動終了 現地でのボランティア活動は終了し、本部への帰還準備に入ります。本部到着後は、活動報告書の記入をお願いします。
(季節により、日が短いときは短縮しましょう)
16:30 オリエンテーション(夕のつどい) 活動を終えたボランティア全員一箇所に集合して頂き、労をねぎらいましょう。また、明日以降の災害ボランティアセンターの情報を提供します。
16:45 後片付けと事務整理 その日に使った資材、物資の数量を確認、不足分の補充をし、明日の活動につなげましょう。また、サテライトからの情報収集や、地元ボランティアとの打合せ、地元各種団体との調整など、災害ボランティアセンターの運営にかかわる情報収集をしっかりしておきましょう。
・資材、物資の確認 ・活動報告書の整理       他
17:30 グループ別ミーティング 班内での連絡事項や注意事項を共有し、スタッフミーティングへの報告や各班への連絡事項をまとめましょう。
18:00 スタッフミーティング 各部門からの報告、問題点、翌日以降の活動方針を話し合いましょう。
また、災害ボランティアセンターに加盟していただいている各種団体等との連携・情報交換を行います。
18:30 翌日の準備 翌日のニーズ調整や資機材の準備
総務班、情報班では、スタッフミーティングの意見、被災地の状況、情報収集した内容を検討し、災害ボランティアセンターの基本的方針を検討しましょう。
19:30 業務終了・解散 災害ボランティアセンターに休日はありません。業務の終了した人から順次解散し、遅くても20:00までには終了し、休息を取りましょう。